誰でもできる簡単な栄養バランス摂取法
ピラッジオの伊藤です。
今日は食事に関して、少し書いていきます。
栄養バランスを考える
専属で管理栄養士が付いていればいいのですが、そんなことは滅多にないので、一般の人であれば自分で栄養バランスを考えて食事をしなければなりません。
そうなるとかなり難しいですよね。栄養学を勉強するのも大変ですし、栄養系のアプリを使うという手もありますが、どこまで正確かわからないですし、そもそも面倒臭いと感じる人が多いのではないでしょうか(汗)
そうは言っても、栄養バランスを整えないと健康に過ごせませんし、ダイエットだってできません。お子様がスポーツをされている方などは、スポーツで戦える身体を作るのに必要な栄養素を必要量摂らなければならないので、やはり食事には気を使います。
食事というのは、栄養の「全体バランス」と「摂取量」、この2つがとても重要になります。
この2つの項目を管理栄養士がいなくても、うまく摂取できる方法はないのか?
そこで私から簡単な方法をひとつ伝授したいと思います。
どうやって理想の栄養素を摂るのか
ポイントは2つあります。
管理栄養士がいなくても誰でも簡単に理想の栄養素を摂取する方法は、次の2つを意識してください。
ポイント1:摂取量
目的によって異なりますが、基本的には“腹7〜8分目”を意識して食べるといいです。
現代の日本では、食が豊富なので、様々な食べ物を買うことができます。スーパーでもコンビニでも、品揃えが豊富なので必要以上に食べ物を買ってしまいますよね。
これは仕方のないことなのですが、食べるときに関しては、摂取量をしっかり意識してほしいのです。
多くの日本人が「満腹まで食べる」という過食をしてしまいがちです。こうなってしまうと健康的にも良くないですし、肥満傾向になりやすいのです。もちろん若い世代でスポーツをしていて、競技特性上、たくさん食べて体重を増やしたいとか、身体を作りたいという目的があれば、満腹まで食べるのは全然OKです。しかし、普通の人であれば満腹まで食べるのはナンセンスと言えるでしょう。
そこでおすすめなのが“腹7〜8分目”という食べ方です。これを意識することで食べ過ぎを防ぎ、程よい摂取量になるはずです。
普段、満腹まで食べている人は慣れるまで(大体、1〜2週間)は、少し空腹感を感じて大変かもしれませんが、慣れてしまえば腹7〜8分目が当たり前になり、何の苦も感じなくなってきます。
体調も腹7〜8分目くらいにした方が優れている感覚を感じることができると思いますので、ぜひチャレンジしてみてください。
ポイント2:栄養バランス
栄養バランスの整えるために、管理栄養士のように全ての食材の栄養素やカロリーを覚える必要はありません。
私がおすすめする栄養バランスの整え方は、“食卓の彩り”を整えることです。
食卓に何色があるかを意識してみてください。
「赤、白、黄、緑、黒」
赤:肉類、魚、トマト、ニンジン など
白:ごはん、パン、じゃがいも、牛乳 など
黄:大豆、チーズ、レモン、オレンジ など
緑:ピーマン、ほうれん草、キャベツ など
黒:海藻類、ごま、こんにゃく など
これらの色を意識して1日の食事を摂取してみてほしいのです。色を揃えることができれば、栄養素がわからなくても自然に栄養バランスが整っている食事を摂ることができます。
気を付けなくてはならないのは、1日の中で彩りを意識してほしいということです。1食だけで色を全て摂取するのは無理があります。それをやろうとすると、それこそ摂取量が増えてしまって、腹7〜8分目で収まらなくなってしまいます。これでは本末転倒なので、1日を通してなるべく色々な彩りの食材を摂取できるように意識してみてください。
これさえできれば、管理栄養士のように全ての食材の栄養素がわからなくても自然にバランスの取れた食事をすることができます。まさに、まだ栄養学が確立されていなかった大昔の時代、人間の本来あるべき食事の姿でもありますね。
まとめ
ということで、栄養バランスを整えるためには、2つのポイントを意識してみてください。
ポイント1:摂取量(おすすめは腹7〜8分目)
ポイント2;食事の彩りを意識する(赤、白、黄、緑、黒)
気軽に実践できる内容なので、ぜひこの2つのポイントを意識して食事を楽しんでみてください。

